スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  
Posted by   at 

開催情報・”オレンジベア→”編(商店街のわらしべ長者 #3)

2020年04月13日

【ほんわかとした”マネーの虎”】
※今回はオンラインでの開催です!※ミーティング室入室は15:00〜可能です

日時  :4/20(月)15:30-16:30(15:00よりミーティング室に入室可能です)
参加費 :1000円
(商品と交換できる引換券を登録アドレスにお送りします)
(商品は、1.プチバルーンブーケ、2.プチバルーン&タピオカドリンク1杯、3.タピオカドリンク2杯 の3種類の中からお選びください)
参加定員:20人
参加方法:ZOOM(参加URLは、Peatixの登録メールアドレスにお送りします)
参加申込:Peatix(イベントサイト)からお申込みください
Peatix→https://warasibe3orangebear.peatix.com/
(登録アドレスにZOOMの参加URLをお送りします)


高山の商店街のおすすめ商品をもっと楽しむための会、“商店街のわらしべ長者”を開催します。
第3回目の今回は四つ葉小道の「オレンジベア→」さんにお話しをうかがいます!
(2回目の「みかど」さんにご紹介をいただいたきました)

本町商店街の”四つ葉小道”に、バルーンアートのお店”オレンジベア→”を構えるMIKIさん。
MIKIさんのエピソードとして必ず話題にあがるのが、2000年代に人気のあったテレビ番組”マネーの虎”に出演し、みごと出資を勝ち取ったという経歴です。
(マネーの虎:
2000年代のやり手社長たちが出資者として出演し、胃が痛くなるような雰囲気の中、希望者たちが事業プレゼンを行って出資を募る、当時とても人気のあった番組です)

ピリピリとしたイメージのあったマネーの虎。
けれどもMIKIさんは、そんな番組のイメージとは真逆の、ほんわかとした優しい空気感を持った方なんです。

そんなお人柄に惹かれてか、お店は近所の小学生の集いの場にもなっているのだとか。

また最近はコロナの影響をうけ、各家庭のご自宅に伺うという出張オレンジベア→も始められました。

移動販売からはじまったものの、お店を持ったおかげで”拠点”としての効果がとても大きかったと語るMIKIさん。
不思議な魅力を持つオレンジベア→、MIKIさんの、その魅力の根源をさぐってみませんか?


“商店街のわらしべ長者”とは、高山の商店街のお店に伺い、そのお店の開業の経緯やおすすめ商品の開発秘話などをお店の方に聞いた後、実際におすすめ商品をいただく会のこと。
そして、そのお話しを聞いたお店の方におすすめのお店を紹介していただき、次回はそちらのお店でお話しを伺います。

1回目:“TRAVELLER Coffee House”店長・安江さん
2回目:“みかど”店主・加賀江さん
3回目(今回):“オレンジベア→”店主・MIKIさん


↑MIKIさんがつくった”アマビエ”です・・!  
Posted by 商店街のわらしべ長者  at 21:17Comments(0)開催情報

「お食事処 みかど」後編(商店街のお店紹介)

2020年03月24日
いろんなことを嫌な顔せず引き受ける、”みかど”店主の加賀江さん。
お客さんの破天荒なオーダーから生まれた特別メニュー”ランチ”は、
知る人ぞ知るみかどの人気商品となりました。
そんなみかどを知るインタビュー、後編です



みかどの玉手箱・“常連さん”
ーお店によく来てくれるお客さん、おもしろい方たちです。
ランチの発端も、常連の方の“親子丼できる?”“カツ丼できる?”というメニューにないものの無茶ぶりですし(笑)
ランチの主菜はお肉系のものが多くて、“メニューがガテン系ですね”とよく言われます。でも、自分自身は魚も好きで、前は煮魚なんかも出していたんですよ。よく来るお客さんに“魚かよ!”って顔をされるから、やめるようになっただけです(笑)
その時々の材料で臨機応変につくっているランチですが、常連さんだと、食べ物の好みが大体わかるので、気を使って逆に合わせてしまって、大変です・・・(笑)
あまり儲けは出ない商品ですが、この裏メニューのおかげで地元の人が“みかど”を覚えてくれています。広告宣伝費とわりきって、これからも続けます。



こののれんの向こうでは、愉快な人たちが集っている・・・?


バックパッカー時代、お気に入りの国“タイ”のこと
ー初めて海外に行ったのはいつですか?
21のときが初めての海外です。
最初はヨーロッパに行きました。中学のときからバンドをやっており、“音楽の都に行ってみよう!”と思って。ジャンル違うのに(笑)
ただ、オーストリアへの留学も決まっていたんですが、湾岸戦争が始まって、延期になってしまい・・・。
延期されていた間に、だんだん留学には行きたくなくなってしまったんです。

お気に入りの国は?
ータイです。
タイに行ったきっかけは、バックパッカーで出会った人に、“君はタイのボクシングチャンピオンに似ている!”と言われたこと。
気になってタイに行ってはみたんですが、チャンピオンの入れ替わりが激しくて、どのチャンピオンのことなのかは結局わからずじまいでした(笑)。
ただ、これをきっかけに、タイにはすごくはまりました。
ビザが切れるぎりぎりまでタイに滞在して、切れる直前でマレーシアに避難して、そのあとまたタイに行って・・・。
これやってるとパスポートの履歴がすごいことになるので、よく空港で怪しまれて、別室に連れて行かれて尋問されるのがお約束でした。




チャンピオンに似ている加賀江さん・・・?


最後にタイに行ったのはいつですか?
ー26のとき。みかどをやるために帰ってきてから約1年後のときです。
行かなくなったきっかけは、海外から母親に電話をした際に、電話口で泣かれたこと。
当時、バンコクでフェリーの沈没事故があったんです。旅に出たら実家に連絡をすることが稀だったので、自分も事故に巻き込まれたのではないかと心配をかけたようです。
この5.6年、好き放題にさせてもらったんだから、とその時に気持ちを改めました

タイと料理に関して、思い出はありますか?
ータイ滞在中に、タイの知人から“スキヤキ食べたい!”とリクエストをもらったことがあります。
しょうゆはナンプラーで代用したり、現地のものを使って、それらしきものをつくりました。
そして、自分一人だけ生卵をといて食べました・・・!まわりのタイ人からはドン引きされましたが、“これがスキヤキだ!”と思い、誇りをもって食べました。
また、タイにも日本人街があって、そこになかなかちゃんとした寿司のランチがありました。
ただ、なまものにタイ人の連れが拒否反応を示していましたね・・・。
日本居酒屋もあったりして、そこはメニュー名がおもしろかった。タマゴロンとか、テッカロンとか・・。ちなみに正解は“タマゴ丼”と“鉄火丼”です(笑)
じわじわとツボにはまって笑いが止まらず、タイ人の連れからはいぶかられました(笑)



青春時代をバックパッカーとして過ごしていた加賀江さん。そのおかげか、フワッと軽やかな人柄をお持ちです。
頼みごとは気負わず全て引き受ける、この懐の広さが人の縁を呼び起こし、結果としてお店の繁盛に繋がっているようです。
そんな加賀江さんと、愉快なお客さんたちが作り出す”みかど”。
ぜひ実際にのれんをくぐり、そのワンダーランドぶりを体験してみてください・・・!




(終)


本記事は、国分寺商店街の“寄合所 耕”にて行われた、第2回目の”商店街のわらしべ長者”イベントでのお話をもとに執筆いたしました。

”商店街のわらしべ長者”とは?:
お店のメニューをただ注文して終わるのでなく、そのメニューが生まれるまでの経緯やお店の歴史など、商品の背景を含めたお話を店主さんに伺い、お店や商品をディープに知るイベントです。
主役の店主さんには、商店街のおすすめ店を紹介してもらい、次回はそのお店でお話を伺います。

”お食事処 みかど”は、第1回目ゲスト、国分寺商店街の”TRAVELLER Coffee House”店主・安江さんよりご紹介いただきました。
次回は、みかどさんよりご紹介いただいた、本町商店街の“オレンジベアー”店主・MIKIさんにお話を伺います!


  
Posted by 商店街のわらしべ長者  at 21:45Comments(0)お店のこと

「お食事処 みかど」前編(商店街のお店紹介)

2020年03月24日
国分寺商店街で、観光客の方のみならず、地元の人たちからも長年愛される“お食事処 みかど”
今回は店主の加賀江さんにお話を伺い、お店の繁盛の秘訣を探索しました。




”みかど”店主の加賀江さん


この商店街でお店をやることになったきっかけはなんですか?
ーみかどは自分が開いたお店ではなくて、もともとは先代のおばあちゃんがやっていたお店です。昭和からやっているので、実は創業80年くらいになります。
母がそこで働いていた縁で、創業者のおばあちゃんがお店をやめるとき、権利を父が買いとって経営を始めました。
ちょうどそのときに自分はバックパッカーをしていて、父から“店をやらないか?”と連絡が来たんです。これが26のときで、それからずっとお店をやっています。

なぜ加賀江さんに白羽の矢が立ったのですか?
ー調理師免許を持っていたんです。商店街の知り合いの店主さんから“何か資格はとっておいた方がいいよ、いつまでもバックパッカー生活はできないよ”とアドバイスを受けていて。
両親が共働きだったため昔から自炊をしていて、料理は好きだったんです。

お店を開いて、印象的だったできごとは?
ー自分がみかどをやるようになった当初、先代のおばあちゃんからレシピを受け継いではいたのですが、常連さんから“味が変わった”とけちょんけちょんに言われました。ただし、これは通過儀礼のようなものでみんな言われるのですけれど。
途中から、“自分がおいしいと思えば大丈夫”と開き直りました。




先代の店主さんから引き継がれる、みかどの落書き帳


お店のおすすめ商品はなんですか?
ーお客さんから“(メニューにない)こういうものが食べたい”と言われるようになり、リクエストにお応えしていたら、“ランチ“という特別メニューが生まれました。



特別メニュー“ランチ”について


ある日のランチ・・・



おすすめ商品“ランチ”の、おすすめポイントを教えてください
ーその日ごとに食材を選んで、即興でつくっています。

“ランチ”を始めてよかったことはありますか?
ーこのランチがあることで、人が店の名前を覚えてくれたり、自分の顔を見に来てくれたりすること。
最初店を始めた時は、”店に拘束される“と思っていました。
でも、実際にお店をやり始めたら、プライベートでやっている音楽で関わりがある人などがすごく来てくれるようになりました。拘束されると思っていましたが逆でした。
また、”フットサルの団体立ち上げて“とお願いをされて立ち上げたら、その関係者の人もお店にどんどん来てくれるようになりました。
物事は、いろんな形で思いもよらぬふうにつながっているんだなと興味深く思っています。

ランチもフットサルも、そしてそもそもみかど自体も、軽やかに引き受けますね
ー断らない人と思われているみたい。趣味の音楽も、バンドを4つ掛け持ちしています(笑)
“断らないぞ!“と思ってやっているわけではないですけどね。
ただ、ありがたいなと思ったのが東日本大震災のときです。
あのときはだいぶお店の売り上げが落ちたんですが、暇にまかせていろんなことを引き受けていたら、どうやら顔が売れたみたいで、音楽関係の人たちがバンバン来てくれるようになりました。



店先には、バンド活動をする加賀江さんのもとに持ち込まれた、飛騨地域の各イベントのポスターが。
“みかど”のある国分寺商店街は人の往来も多く、とても目立っています・・・!



後編へ続きます!


  
Posted by 商店街のわらしべ長者  at 21:39Comments(0)お店のこと